CentOS7 - pyenvを利用して、Python3系をインストール

作業環境

OS:CentOS Linux release 7.3.1611 (Core)

Pythonの現行バージョンを確認

pythonコマンドに--versionオプションを指定してバージョンを確認。

python --version

出力結果

Python 2.7.5

目次

1.Yumリポジトリを追加
2.パッケージを追加
3.pyenvをインストール
4.pyenvの利用方法

1.Yumリポジトリを追加

yumコマンドでEPELリポジトリを追加。

yum install -y epel-release

2.パッケージを追加

pyenvのインストールに必要なパッケージを追加。

yum install -y gcc gcc-c++ zlib-devel bzip2 bzip2-devel readline readline-devel sqlite sqlite-devel openssl openssl-devel git patch kernel-devel

3.pyenvをインストール

Githubからpyenvのダウンロード。

git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv

pyenvのPATHを設定(Bashの場合)

cat << EOF >> ~/.bash_profile
export PYENV_ROOT="\$HOME/.pyenv"
export PATH="\$PYENV_ROOT/bin:\$PATH"
eval "\$(pyenv init -)"
EOF

上記設定を`source`コマンドで読み込み。

source ~/.bash_profile

ここまででpyenvのインストールは完了。

4.pyenvの利用方法

pyenvコマンドにinstall --listオプションを指定するとインストール可能なPythonバージョン一覧が取得可能。

pyenv install --list

出力結果

Available versions:
  2.1.3
  2.2.3
  2.3.7
  2.4
  2.4.1
  2.4.2
  2.4.3
~省略~
  3.5.0
  3.5-dev
  3.5.1
  3.5.2
  3.6.0

pyenvを利用してPython3系をインストール

pyenv install 3.5.2

インストールしたPythonバージョンを利用する場合はglobalオプションを指定。 ※ 特定ディレクトリ内だけに限定して、利用する場合はlocalオプションを指定。

pyenv global 3.5.2

インストール完了後に下記コマンドを実行。

pyenv rehash

pythonのバージョンを確認。

python --version

出力結果

Python 3.5.2

Pythonバージョンがpyenv globalオプションで指定したバージョンに変更されていれば完了。

以上、終わり。